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4. 世界の魂(スピリッツ)を味わう—大衆蒸留酒世界一周の旅

募集状況: お問い合わせ下さい

¥25,000

概要

世界中の大衆的な蒸留酒(スピリッツ)とそれにまつわる生活文化を学ぶクラスです。各回の案内人は現地に滞在していた研究者やNGO職員。ガイドブックには決して載っていないような現地での飲み方やエピソードをご紹介します。クラス後には世界の銘酒(珍酒?)を楽しみましょう! ペットボトルに入った怪しい酒。ラベルが全く読めない謎の酒。ここでしか出会えないスピリッツの世界へ、ようこそ。


●2014年5月〜10月
●基本的に水曜日 19:00~21:00
●全6回/定員20名
●受講料25,000円
※別途、試飲代がかかります。

4. 世界の魂(スピリッツ)を味わう—大衆蒸留酒世界一周の旅

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講座内容

◆5/21
世界の蒸留酒(スピリッツ)に込められた魂を感じよう


photo coming soon片山雄介((株)片山 代表取締役)


自然酒の片山として社会的評価を受けてきたのだが、私が初めて手掛けた商品開発は陸前高田市の酔仙酒造との蒸留酒である。その流れから米国の国酒とされるホワイトハウス御用達のジャーマン・ロバンとのご縁が生まれたのである。



  ◆6/4
ヤシ酒(東南アジア)—島が変われば飲み方も変わる?
甘いヤシ酒からぶっ飛びスピリッツまで。すすめられるままに飲むべし
photo coming soon 鈴木隆史(桃山学院大学 兼任講師)


インドネシアの島々を旅するといろんな地元の酒に出会う。その多くはヤシ酒だ。といってもヤシの種類によってその味は違う。旅の中で出会ったヤシ酒と、それを飲みかわした人びとの暮らしについてフラフラと語ります。
●主著:『フカヒレも空を飛ぶ』梨の木舎 1994/『インドネシアのポピュラー・カルチャー』(共著)めこん 1995

◆7/2
アラック(シリア)—「ユルい」イスラム社会の強いお酒

photo coming soon ■山崎やよい(考古学者)


シリアで23年ばかり過ごし、ムスリム社会にいながら、飲酒とは決して無縁ではありませんでした。「ユルい」社会だったシリア、イスラム社会の固定観念を見つめ直してみましょう。


 

◆7/30
かくも激しく、苦くも甘きメスカル、シンガニetc.

photo coming soon ■太田昌国(現代企画室)


どこにいようと大事なことは新聞・本を読むこと、映画・芝居・講演へ行くこと、そして人びとと一緒に食べ、飲むこと。今回はその「呑み/呑まれた」経験を、文学に目配りしつつ。

●主著:『「ペルー人質事件」解読のための21章』現代企画室 1997/『アンデスで先住民の映画を撮る ウカマウの実践40年と日本からの協働20年』現代企画室 2000

●参考文献:オクタビオ・パス『孤独の迷宮 メキシコの文化と歴史』法政大学出版局 1982


◆9/3
スムスム(セネガル)—イスラム中心国のステキな密造蒸留酒

photo coming soon ■勝俣 誠(明治学院大学国際学部 教授)


現代アフリカの政治経済文化文脈の中で、スムスムというセネガルの密造蒸留酒のお話を紹介します。拙著『新・現代アフリカ入門』をお読みになって来ていただければ、一層「南」の香りが引き立つことでしょう。

●主著:『新・現代アフリカ入門 人々が変える大陸』岩波新書 2013


 

◆10/29
ラオラオ(ラオス)—開発によって変わりつつある焼畑民の暮らしと酒文化
photo coming soon ■東 智美(特定非営利活動法人メコン・ウォッチ)


ラオスの村々は現在開発の波にさらされています。そんな中、村の酒文化の変わってきたとこ、変わらないとこ、楽しい飲み方や、体験談をご紹介します。

●主著:『「はかる」ことがくらしに与える影響』(共著)メコン・ウォッチ 2009 / 『熱帯アジアの人々と森林管理制度―現場からのガバナンス論』(共著)人文書院 2010

●参考文献:菊池陽子・阿部健一・鈴木玲子(編)『ラオスを知るための60章』明石書店 2010 / 臼井麻未・横山智「アジアの伝統酒研究の展開ー日本における研究を中心にー」『地理空間 2013/Vol.6-1』空間地理学会 2013


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