講座内容
◆5/23 お金を持つ側・使う側の責任―お金がもたらす社会へのリターンを考える ■水口 剛(高崎経済大学 教授) 私たちは年金や保険の加入者として、知らず知らずのうちに、お金の出し手になり、 企業の活動を支えています。よりよい社会を作るための責任あるお金の使い方を考えましょう。 ●主著:『責任ある投資 資金の流れで未来を変える』岩波書店 2013/『ソーシャル・インベストメントとは何か 投資と社会の新しい関係』(共著)日本経済評論社 1998 |
◆6/9 世界のSRIトレンドとそのパフォーマンス ■河口真理子((株)大和総研 主席研究員/社会的責任投資フォーラム 代表理事・事務局長) 今世界でどれだけのSRI(社会的責任投資)ファンドがどの程度の額の運用をしているのか? その規模感やSRIの種別の整理、国内外のトレンドをご紹介します。 ●主著:『CSR経営 企業の社会的責任とステイクホルダー』(共著)中央経済社 2004/『CSR 企業価値をどう高めるか』(共著)日本経済新聞社 2004 | |
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◆9/22 金融は地域のため―支えあいの地域をつくる信用金庫 高橋一朗(西武信用金庫 常勤理事 業務推進企画部長) 信用金庫の原点は相互扶助です。人びとの暮らしに必要なお金。地域の事業者を支えるお金。そんな地域のお金が地域で回る、豊かな街づくりについてお話しします。 |
◆10/6 ヨーロッパのソーシャルバンク/マイクロクレジット ■重頭ユカリ(農林中金総合研究所 主任研究員) 融資内容の社会性に着目して貸付を行うソーシャルバンクと、失業者や生活困窮者等を対象に貸付を行うマイクロクレジットの事例を紹介します。 ●主著:『欧州の協同組合銀行』(共著)日本経済評論社 2010/『生活保障の戦略 教育・雇用・社会保障をつなぐ』(共著)岩波書店 2013 ●参考文献:重頭ユカリ「フランスの協同組合銀行の生活困窮者への相談対応」『農林金融』2013年12月号/重頭ユカリ『ヨーロッパのソーシャル・ファイナンス』総研レポート 2010年9月 |
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◆10/27 融資方針で銀行を選ぼう―新時代の賢い銀行選び「Bankwiser」 ■田辺有輝(「環境・持続社会」研究センター〔JACSES〕) 融資方針・経営方針で銀行を選ぶ時代に入ってきました。より「賢く」銀行を選ぶための市民発のウェブサイト「Bankwiser」の取り組みと使い方を紹介します。 |
◆11/10 ふりかえりワークショップ:講座の終わりに口座を変えよう、世界を変えよう これまでの学びをふりかえり、これからの口座切り替えプランを考えましょう。あなたはローリスクな預貯金型? それともリスクを取って大きな社会的リターンを求める投資型? |