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「パブリック」ってなんだ

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¥19,800

概要

近年、「お上」に頼らず、官民共同事業や民間活力、NPO・NGOなどの市民社会が活躍する「新しい公共」の時代が来ると言われて来ました。そして、この間に政府は実際にますます頼れない存在となっており、地域で暮らす多様な人びとが世代や立場を超えてそれぞれに考え、知恵や力を持ち寄って生きていかなければならない時代を迎えています。
しかし、これは同時にワクワクできる時代でもあります。
地域やコミュニティが一丸となって力を発揮できたときには行政まかせでは解決できなかった大きな問題も解決できるかもしれません。
共通の課題を発見すること。共に取り組める解決策を見出すこと。成果を分かち合うこと。それが今求められている「公共性=パブリック」のあり方ではないで
しょうか?
「私」一人では解決できなかった問題、政府にまかせっきりでは解決できなかった問題を、「私たち」として解決していくために何が必要か?
場づくりの実践者からその取り組みをご紹介いただくとともに、参加型のワークを通して、対話の先にある開かれた社会づくりを一緒に体験しましょう!


●2015年11月~2015年12月
●全5回/定員30名

※PARC自由学校を初めて受講される方は入学金1万円が追加でかかります。初回のお申し込み時にのみかかるもので、以降継続年会費などは一切かかりません

<この講座のチラシをダウンロード>


「パブリック」ってなんだ

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講座内容

◆11月6日(金)19:00~21:00
公共とは「ワクワクするわたしたち」

photo coming soon ■広石拓司(エンパブリック 代表取締役)


孤立し、バラバラに動く「私」の集まりが、希望をもって自発的に動く「わたしたち」に変わった時、どんな社会が実現されるのか?いま問われている公共性とそれを実現するための考え方の転換とは。

  ◆11月9日(月) 19:00~21:00
自分らしく生きること、表現すること
―アートによる社会変革の現場から
photo coming soon ■中津川浩章(画家/アートディレクター/フリーキュレーター)

多様な人びとがその多様さを尊重しあい、自分自身の感覚を大切にして表現活動や意見表明することのできる社会をどうつくるか。社会とアートの関係性を問い直す実践を通してお話しいただき、具体的な事例も見ていきます。


◆11月19日(木)19:00~21:00
「公共性」というバズワードについて

photo coming soon ■稲葉振一郎(明治学院大学社会学部 教授)


冷戦終了後、「公共性」という言葉はある種大流行を迎えましたが、流行語には警戒が必要です。それは一種の思考停止用語になってはいなかったでしょうか? 本講義では「それでもなお『公共性』という言葉を使う甲斐があるとしたら?」について考えます。

※写真撮影:新井卓
 
◆11月27日(金)19:00~21:00
コミュニティ・オーガナイジングで作り出す自らのパブリックな場
photo coming soon ■鎌田華乃子(コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 代表)

コミュニティ・オーガナイジングとは、共有する目的のために多くの人に働きかけ、立ち上がった人と共に社会変化を起こすプロセス。市民の手で作り上げた公共性にあふれるコミュニティの事例をご紹介いただきます。


◆12月4日(金)19:00~21:00
“違い”を超えるための「対話」の作法
photo coming soon ■古瀬正也(古瀬ワークショップデザイン事務所 代表)

公共の場は異質なる他者を迎え入れることなくしては成立しません。では異質なる他者と論争することなく「対話」をするには何が必要なのか?

 




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