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06. ケチュア語でひも解くアンデスの文化と文明【中止】

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¥34,000

概要

マチュピチュやナスカ、アルパカやピューマ…皆さんもよくご存じのこれらの言葉は、実は古のインカの民の公用語であり、現在も南米アンデス地方で広く使われている「ケチュア語」を語源としています。このクラスでは、ケチュア語を案内役に、講師が翻訳したドキュメンタリー番組の映像も用いながら、音楽やダンス、祭りや食べものなど多様な視点からアンデスの文化や文明をご紹介します。クラスの後半では、ケチュア語の語彙(Rimaykuna)や思想(Hamut'aykuna)について学び、考えます。

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※本年度中止
・2011年5月~2012年1月
・原則として隔週火曜日19:00-21:00
・全13回/定員20名

06. ケチュア語でひも解くアンデスの文化と文明【中止】

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講座内容

【講師】

6-1マリオ・ホセ・アタパウカル・オバンド(ペルー・ケチュア語アカデミー正会員、同日本支部長)


講師は多くの大学でスペイン語を教えるほか、アンデス文明・ラテンアメリカ文化セミナーを行う。ケチュア語アカデミー会員としてNHK他のドキュメンタリー番組、映画の翻訳や通訳も多数経験。文化人類学、アンデス文明が専門。最近の研究テーマは、アンデスおよびマヤ・アステカにおけるフクロウについて。

【日程】
◆5月31日
★インカの言葉・ケチュア語ヘのお誘い―アルファベットと発音

◆6月14日
★アンデスの子育て―家庭での会話
※資料映像:プラネットベービーズ「ボリビア 標高4300メートル 天空の子育て」(NHK/2010)

◆6月28日
★アンデスの医者・カヤワヤ―仕事での会話
※資料映像:「カヤワヤ〜精霊と生きるアンデスの医者」(NHK/2010)

◆7月12日
★世界文化遺産クスコ―時間に関する言葉

◆7月26日
★アンデスの祭礼と食べもの、ケチュア語の歌

◆9月20日
アンデス先住民族の社会言語史とケチュア語族の全体像
6-2■細川弘明(PARC 代表理事/ 京都精華大学教員)
アンデス地域全体でのケチュア語の分布状況・言語史・方言差、アイマラ語との関係、スペインによる植民地統治との関係、現代の先住民族運動との関係について解説します。

◆10月4日
★アンデス世界の動物たち―ケチュア語の文法構造1
※資料映像:「天涯の地に少年は育つ アンデス 神の糸を刈る日」(NHK/2006)

◆10月18日
★アンデスにおける「水」―ケチュア語の文法構造2

◆11月1日
★アンデスの文字とデザイン、ナスカの地上絵―ケチュア語の文法構造3

◆11月15日
★聖地マチュピチュ―ケチュア語の読み書き練習1


◆12月3日(土)14:00〜16:30
★映画スクリーンに溢れるケチュア語―ボリビア映画を観て知るアンデス現代史
6-3■太田昌国(現代企画室/民族問題研究)
ケチュアの民が出演し、母語で自己表現をした先駆的な映画を観て、制作当時にこの映画がアンデスの社会・政治・文化状況の中でもった意味をめぐって討議します。面白い映画です。
※上映作品:『コンドルの血』(監督:ホルヘ・サンヒネス/ボリビア/82分/1969)

◆12月13日
★雄牛とコンドル、2つの世界の出会い―ケチュア語の読み書き練習2
※資料映像:「アンデスの神舞い降りて~聖鳥コンドルと村人の祈り」(NHK/1996)

◆1月10日
★アンデスの生物多様性―ケチュア語の読み書き練習3
※資料映像:「標高4000メートル アンデス塩の道~ボリビア最後のリャマの隊商」(フジテレビ/2000)

(講義内容は受講生のご要望も取り入れながら柔軟に対応します。)

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