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18. 映像を使って授業をつくろう―環境・貧困・グローバル化をテーマに

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¥20,000

概要

アジア太平洋資料センター(PARC)が制作している映像作品を使い、「授業」を作るクラスです。環境問題やグローバリゼーション、貧困問題など、現在起こっている問題を取り上げます。各回、一つの映像作品をみんなで見た後、最初は講師が、3 回目からは受講生がそれぞれ授業案を発表します。講座では、小学生から高校生までのそれぞれのレベルにあわせて、生徒が興味を持ってしっかりと考え、問題と向き合うことのできる授業の作り方を考えます。学校の先生だけでなく、開発教育や環境教育に興味のある方や、本当はとても身近な問題なのに日常から遠く思われがちなテーマについて、どうしたらより良く人に伝えられるのかを学びたい方も大歓迎です。コーディネーターには、小学校で長年開発教育を実践してきた千葉保さんをお迎えします。また、ビデオの制作者も参加し、作品に入りきらなかった情報などもたっぷりとお話しします。

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18. 映像を使って授業をつくろう―環境・貧困・グローバル化をテーマに

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講座内容

【講師・コーディネーター】
1-1■千葉 保(國學院大學非常勤講師)


PARC の映像作品を使用した授業を一緒に考えましょう。開発教育・環境教育・貧困問題など現代の問題を生徒と共に考える授業を創りましょう。
【講座日程】
2011年6月~2011年12月
第1月曜日 19:00~21:00

・6月6日
・7月4日
9月5日9月12日
・10月3日
・11月7日
・12月5日
・1月16日
全6回/定員30名


【クラスで扱うビデオ】

 



1-2■「ペットボトルの水」
急激に消費量を伸ばすペットボトルの水。売れる理由、安全性、高価格のからくり、容器の処理の問題、自然環境や途上国の人びとの生活に与える影響などを検証する。

 


1-3 ■「パームオイル 近くて遠い油のはなし」
日常生活のさまざまな場面で使われているパームオイル。その生産現場で起きている問題とは̶。知らない場所で作られたモノを、知らないうちに大量に消費している私たちの暮らしを問い直す。


1-4■「食べるためのマグロ、売るためのマグロ」
超低温冷凍、輸入、乱獲、養殖、市場を通さない流通̶。マグロを例に、グローバル化するフードビジネスと消費の構造を検証する。
 

1-5「海と森と里と つながりの中に生きる」
すべての生き物の生命は、自然の巧みな循環に支えられている。「開発」がその循環を断ち切ってきた歴史を振り返りながら、人と自然とのかかわりを問い直す。


■「食卓と海 水産資源を活かし、守る」
魚や貝、海藻など食卓を支える水産資源の枯渇が世界中で懸念されている。資源を利用しながら守っている人びとの具体的なとりくみを各地で取材、自然の恵みと持続的につきあっていく方法を考える。


■「近くて遠い、遠くて近い貧困問題」
「貧困」と「自分」はつながっているのか?大学生を中心としたプロジェクトメンバーが、「労働」という視点から、取材や議論、湯浅誠さんや浜矩子さんの授業を通して探っていく。
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