講座内容
◆5月13日 ★コーヒーとフェアトレード ―東ティモールの経験 ■井上礼子(NPO 法人パルシック代表理事) 香しいコーヒーは、もはや私たちの生活にとってなくてはならぬもの。「うちカフェ」がブームと言われ、自宅でコーヒーの焙煎までする人が増えている。その香りのなかで、このコーヒーを1粒1粒摘み取り、果肉を除去し…という作業をする生産者たちにも思いを馳せたい。 |
◆6月3日 ★「キリマンジャロ」の産地・ルカニ村 ―フェアトレードの役割と課題 ■辻村英之(京都大学教員) 私が主導しているルカニ村・フェアトレード・プロジェクトを事例とし、写真をふんだんに利用して、フェアトレードの意義と困難さについて具体的に説明します。 |
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◆7月8日 ★メキシコでのフェアトレード・コーヒーショップ作りをめざして ■山本純一(慶應義塾大学教員) 日本にメキシコ・マヤビニック生産者協同組合のフェアトレード・コーヒーを紹介するだけでなく、メキシコ国内でのフェアトレード・コーヒーショップ作りをめざしています。 |
◆9月10日(土) 10:00-12:00 ★珈琲の焙煎を体感しよう! ■河野雅信(珈琲サイフォン株式会社代表取締役社長) 一般消費者の方は生豆を見たことがなく、黒く煎った豆が輸入されていると勘違いしている方も多くいらっしゃいます。生豆がどの様にして焙煎されるのか体験してみましょう。 |
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◆10月14日 ★良いコーヒー、悪いコーヒー、普通のコーヒー。美味しいコーヒーとまずいコーヒー ■松本勝芳(石光商事株式会社東京コーヒーチーム) 「コーヒーは嗜好品だから個性に見合った味わいが良いよね!」でも、それって本当? 品質って何?味覚って何? 味作りって何? 「良いコーヒー」と「美味しいコーヒー」の違いを考えましょう。 |
◆11月11日 ★コーヒーの輸入、焙煎から販売まで ■岩田斉(コーヒー鑑定士) コーヒー価格は現在、世界需給バランス、投機対象など様々な要因で急騰しており、品質と価格をしっかりと目利きできることがますます重要になってきたと思います。 このような状況下での貿易取引、品質、価格とコーヒーに関わる目利きの話を中心にしたいと思っています。 |