講座内容
◆5月27日 ★紅茶の本場、スリランカから ─生産者の暮らしとインド・タミールの歴史 ■中村尚司(パルシック理事) 紅茶を味わうとき、生産者が誰か気にしない。美味しくて安全なら十分だ。しかし、時には生産者が「ハウルの動く城」のような苦労を背負っていることも考えてみよう。 |
◆6月18日(土) 10:00-16:00 ★茶摘み体験で、緑茶と紅茶の違いを知ろう! ■服部吉明(株式会社流通サービス代表取締役/ ハットリ農園) 美味しいお茶は土作りから。畑を見ると、違いがよく分かります。茶摘み、手もみを体験しながら、緑茶と紅茶の違いを知りましょう。スリランカ・ディンブラでは、べにふうきの木から「レッドプレミアム」という紅茶を作っています。それぞれの木の特徴を、実際に飲んで試してみませんか。 |
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◆7月22日 ★茶のルーツに迫る ─中国茶文化の歴史 ■川谷眞佐枝(日本中国茶普及協会理事/NPO 法人現代喫茶人の会副理事長) 緑茶・烏龍茶・紅茶、全てのお茶のルーツは中国にあります。5 千年の歴史を持つ中国茶ですが、今回は、その文化面に焦点を絞り、じっくり歴史を辿ってみたいと思います。 |
◆9月 茶の味、色、成分を科学する ■冨田勲(静岡県立大学名誉教授/ 茶学術研究会前会長) 紅茶も緑茶も同じツバキ科のチヤの樹の葉から作られる。しかし、その味や色が違うのは何故なのだろう。それは製法が違い、含まれる成分が違うからである。ここでは、紅茶が飲み物として、世界に君臨している理由を考える。 |
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◆10月21日 ★セイロンティーの奥深い魅力 ■堀江敏樹(ティーハウスムジカオーナー) 2012 年は、紅茶の中でも日本人に最も親しみのあるセイロンティーの、茶業145 年記念の年に当ります。個性的な優良品質茶が生産されますが、日本の市場においてRTD.TEA(ペットボトル・缶紅茶)に商品化され、リーフティーの消費は減少の傾向にあります。環境問題もあわせて今一度セイロンティーを見直したいと思います。 |
◆11月25日 ★スリランカの茶園で過ごして ■中永美津代(セイロン紅茶専門店ミツティー店長) スリランカでの茶園滞在の体験をふまえ、セイロンティーの奥深い魅力、それぞれの産地による違いや、スリランカの紅茶文化についてお話しします。 |