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07. いのちと暮らしを支配する多国籍企業にNO!―グローバリゼーションを知るシネマ&トーク

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¥30,000

概要

私たちの暮らしの隅々に広がる経済のグローバリゼーション。「それって、いったい何のこと?」というあなた。食べ物、着る物、サービス、情報……と、実は私たちの生活のさまざまな場面にその実態は広がっています。それを推進しているのが、世界でも名だたる多国籍企業たち。いずれも「いのちよりも利潤」を追求し、自由貿易を推進しながら、貧困や格差、環境破壊などの負の影響を起こしつつ肥え太ってきました。「何でも安ければいい」「便利なことはすばらしい」「デフレ歓迎!」と思っていると、多国籍企業の支配はさらに進んでしまいます。このクラスでは、多国籍企業の恐るべき実態を、優れたドキュメンタリー作品を通して学びます。専門家や活動家にたっぷりと解説していただき、参加者同士の議論を行ないます。弱肉強食のグローバリゼーションではなく、ともに生きる世界をめざし、知識と知恵と言葉を身につけていきましょう!

・2013年6月~11月
・基本的に土曜日14:00~17:00 ※映画上映時間によって終了時間は変わります
・全8回/定員30名

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07. いのちと暮らしを支配する多国籍企業にNO!―グローバリゼーションを知るシネマ&トーク

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講座内容

◆6/15(土)
★オリエンテーション 多国籍 企業の不都合な真実
photo coming soon ■増田正人(法政大学教員)


現代の大企業はみんな多国籍企業です。グローバル経済 の中で力を強めている多国籍企業をどう監督し、ルールを守らせていくのか、皆さんと話し合っていきた いと思います。
●主著:『21世紀国際社会への招待』(共著)有斐閣 2003/『グローバル化・金融危機・地域再生(21世 紀への挑戦2)』(共著)日本経済評論社 2011
●参考文献:増田正人「グローバル経済の現状をどう考えるのか」『経済』2012年10月号 新日本出版社/ 増田正人『国民的最低限保障―貧困と停滞からの脱却』(共著)大月書店 2010

◎上映作品『ザ・コーポレーション』
監督:マーク・アクバー、ジェニファー・アボット/145分 /2004年/カナダ
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  ◆7/6(土)
★モンサント 種子と生命を支配 するアグリビジネスの実態
photo coming soon ■印鑰智哉(アクティビスト)


遺伝子組み換え作物商業化からわずか16年。その間に 世界の生態系を脅かすまでに至ったそのわけをじっくり分析しよう。そしてその支配を覆すのは食と職を 作る私たち。
●参考HP:「Tomo's blog DigitalMedia」http://blog.rederio.jp/
●参考文献:バンダナ・シバ『バイオパイラシーーグローバル化による生命と文化の略奪』緑風出版 2002



◎上映作品『モンサントの不自然な食べもの』
監督:マリー=モニク・ロバン/108分/2008年/フランス、カナダ、ドイツ
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◆7/27(土)
★シェブロン 環境汚染と経済植民地化を進める石油開発ビジネス
photo coming soon ■千代勇一(上智大学イベロアメリカ研究所準所員)


キーワードは開発、環境破壊、エネルギー、連帯です。講義では、現地調査で得た情 報や経験も交え、さまざまな観点からこのテーマについてお話をします。
●主著:『アンデス高地』(共著)京都大学学術出版会 2007/『コロンビアを知るための60章』(共著) 明石書店 2001
●参考文献:新木秀和『エクアドルを知るための60章(第2版)』明石書店 2012/ジョー・ケイン『瀕死 の森、勇士の槍』新潮文庫 1999

◎上映作品『CRUDE―アマゾンの石油流出パニック』
監督:ジョー・バーリンジャー/105分/2009年/米国
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◆9/7(土)
コカコーラ 労働者と労働組合を徹底的にいじめ抜く極悪企業

photo coming soon ■布施恵輔(全国労働組合総連合〈全労連〉国際局長)

課税逃れ、現地の産業や文化の破壊、 そして労働者の搾取・使い捨て。グローバル化のもと多国籍企業は世界中で安価な労働力と市場を求め跋 扈しています。本映画を題材に、多国籍企業の労働者いじめと、それに対するたたかいについて考えます 。
●参考文献:友寄英隆『「国際競争力」とは何か 賃金・雇用、法人税、TPPを考える』かもがわ出版 2011

◎上映作品『コカコーラ・ケース―多国籍企業の犯罪』
監督:カルメン・ガルシア/86分/2009年/カナダ
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◆9/28(土)
エビアン、スエズ 水戦争の時代に暗躍するウォーター・ビジネス
photo coming soon ■佐久間智子(PARC代表理事)


あらゆる水問題は、他の環境問題と同様、人間活動によ るものです。そして、現在の加害者も未来には被害者です。対岸の火事で終わらせないために何ができる か、考えていきます。
●主著:『穀物をめぐる大きな矛盾』筑波書房 2010/●訳書:ラジ・パテル『肥満と飢餓―世界フード・ ビジネスの不幸のシステム』作品社、2010
●参考文献:モード・バーロウ『ウォーター・ビジネス―世界の水資源・水道民営化・水処理技術・ボト ルウォーターをめぐる壮絶なる戦い』作品社 2008/橋本淳司『世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われ る日』PHP研究所 2009

◎上映作品『ブルー・ゴールド―狙われた水の真実』
監督:サム・ボッゾ/90分/2008年/米国
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◆10/19(土)
あなたのジーンズは大丈夫? 中国の若い女性労働者の現実

photo coming soon ■白木朋子(特定非営利活動法人ACE事務局長)


グローバリゼーションが引き起こす影 の現実を知るとともに、ポジティブな変化を起こすためにわたしたちには何ができるか、一緒に考えてい きたいと思います。
●主著:『わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。児童労働者とよばれる2億1800万人の子どもたち』合同 出版 2007
●参考文献:レスリー・T・チャン『現代中国女工哀史』白水社 2010/藤井敏彦、海野みづえ『グローバ ルCSR調達 サプライチェーンマネジメントと企業の社会的責任』日科技連出版社 2006



◎上映作品『女工哀歌』
監督:ミカ・X・ペレド/88分/2005年/米国
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◆11/9(土)
GE 核兵器に手を染める多国籍企業への草の根ボイコットキャンペーン!
photo coming soon ■塚田晋一郎(NPO法人ピースデポ事務局長代行)


私たちの暮らしとは、どこか遠い存 在に思える「核兵器」。しかしそこには、「隠された誰かの利益」があります。草の根の市民の視点から 考えるきっかけとなれば幸いです。
●主著:『イアブック 核軍縮・平和 2012』高文研(発行:ピースデポ) 2012/「オスプレイ配備の危険 性」岩波書店『世界』2012年7月号
●参考文献:『核兵器・核実験モニター』第309号(4-5ページに記事) ピースデポ、2008年
http://www.peacedepot.org/nmtr/bcknmbr/nmtr309.pdf
ラッシュジャパン「核兵器廃絶キャンペーン」ピースデポが協力 2010
http://www.lushjapan.com/contents/photoalbum/nonukes/index.asp


◎上映作品『命を脅かす虚偽:GE、核兵器、そして私たちの生活環境(原題:Deadly Deception: GE, Nuclear Weapons, and our Environment』
監督:Debra Chasnoff/29分/1991年/米国
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◆11/30(土)
★多国籍企業が私たちの暮らしを支配できると思ったら大間違い!
photo coming soon ■松本 哉(素人の乱 5号店店主)


どうも最近世の中しみったれてるね~。いやー暗 い暗い。ケッ、バーカバーカ! こうなったら言うこと聞かないもんね~、ザマーミロ! …という感じ の人は集まるしかない!
●主著:『貧乏人の逆襲! タダで生きる方法』筑摩書房 2008/『素人の乱』(二木信と共著)河出書房 新社 2008
●参考文献:アビー・ホフマン『この本を盗め』都市出版社 1972/『TOWN WORK』リクルート 毎週月曜日


◎上映作品『ザ・テイク(工場占拠)―新しい世界をつくる労働者たち』
監督:ナオミ・クライン&アヴィ・ルイス/87分/2004年/カナダ
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