●2014年6月~12月
●基本的に木曜日 19:00~21:30
●全12回/定員20名
●受講料 38,000円
●会場:PARC自由学校または千代田区内の施設
※出かける回は交通費・宿泊費・食費などが別途かかります。
◆5/22 6/5
【テーマ】
レオナルド・ダ・ヴィンチそして未来のドローイング
見ること、感じることそして描くことはどんな関係があるのでしょう。普段と違う方法でものを観察してみましょう。視点を変えて同じものを見てみると、自らの固定観念や思いこみに気付かされます。アイマスクをしたり利き手以外の手を使ったりしながら、描くとは何なのかを考え体験します。
◆6/8(日)午後
【テーマ】
「エイブルアート芸術大学」を訪ねよう 【訪問】
アーツ千代田3331にあるバリアフリーのアトリエの見学・体験です。様々な障害を持った方々の表現活動を見学し、そのメニューを体験してみましょう。 きっと表現活動に対する見方が揺さぶられることでしょう。
◆6/5 7/10
【テーマ】
印象派とV・ゴッホそして点描体験
印象派の成立からゴッホの絵画までを学んだ上で、色の点で絵を描きながら考えよう!
◆7/10 8/7
【テーマ】
抽象絵画ってなに?―カンディンスキーとクレーから抽象絵画へ
なぜ抽象絵画が生まれたの? 構図とトリミングからその精神的背景を探り、実際に方法を学んで描いてみましょう。
◆8/7 8/28(予定)
【テーマ】
プレゼンテーションと講評
3回分の講義で描いた作品について、どんな思いで何を感じながら作ったのかを発表します。自分でつくった作品を語ることでの気づき、他者の感想を聞くことで新たな発見もあるはず。
◆9/11
【テーマ】
自分って何だろう?―写真でつくるマンダラ・コラージュ
セルフイメージコラージュをマンダラの形で制作し、自分自身を見つめ直すと同時に、アートセラピーについて学びます。
◆9/27(土)~28(日)1泊2日
【テーマ】
合宿して絵を描こう
―フリーダ・カーロと様々な画家の自画像について
なぜアーティストたちは、自画像を描きつづけてきたのか? ワークショップの後、じっくり時間をかけて自画像を描いてみたり、一枚の絵をリレーしながら共同制作します。時間の制約を受けずに、心ゆくまで創作し、参加者同士で語り合いましょう。
◆10/30
【テーマ】
夢と自分と社会の関係って?―シュルレアリスムと夢ドローイング
自分が見た夢をつづる「夢日記」をつけ、そのイメージや風景を描いていきます。夢は自我や無意識の反映だけでなく、日々の生活や社会からの情報をも反映しています。
◆11/13
【テーマ】
色で気持ちを表現しよう―表現主義から「生の芸術・アールブリュット」まで
正規の美術教育とは離れて、自らの気持ちや衝動のままに創作する芸術ジャンルをさす「アールブリュット」。この回では表現主義やアールブリュットについて学び、色彩で自分の感情表現をしてみます。そのことを通して、「表現」とは何か、「芸術」とは何かを問い直します。
◆11/27
【テーマ】
写真というアート
写真の歴史とその表現の多様性と現代性をロベール・ブレッソン、ダイアン・アーバスなどの写真家の作品を中心に考えます。撮りためた写真を編集して、簡単な写真集も作りましょう。
◆12/11
【テーマ】
「日本の明治以降の近代美術」
輸入された芸術の概念と形式の変遷・社会の流れを、高村光太郎を軸にして考えます。「プロパガンダ芸術―自己広告作品を作ろう」というワークショップも行います。
◆12/18
【テーマ】
プレゼンテーションと講評
これまでに作った作品について、互いに感想や意見を出し合うことで、さらに深めます。アートは誰にでも表現でき、語れると実感することが大切です。時代や状況が変わっても、ひとりひとりの生きるエネルギーとしてのアートの本質は変わりません。作って終わりではなく、時代を見る目と表現の楽しさを体験し、語り合いましょう!
|