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17. 目からウロコの『資本論』―そうだったのか!リストラ、格差社会、サブプライム恐慌

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¥28,000

概要

昨年度大変好評いただいた「『資本論』講座」をさらにブラッシュアップしました。膨大で難解といわれる『資本論』ですが、その中には、現代社会の問題をひも解くカギがふんだんに散りばめられています。これらを丁寧に読み解くことで、リストラ、格差社会、サブプライム恐慌など、私たちを取り巻く問題の根本原因が、目からウロコが落ちたようにはっきりと見えてくるのです。さらに、ワークシェアリング、フェアトレード、ベーシックインカムなどが、今なぜ盛り上がりを見せるのか? 次代を切り拓く思想に発展可能なのか? についても考えていきます。初めて『資本論』に挑戦したい!という方から、資本主義の次の時代を展望したい!という方にまで、ぜひご参加いただきたい講座です。

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全講座パンフレットのPDF版はこちら(約7MB)



※東日本大震災の影響で、開講を延期させて頂きます。
 詳細は下記日程をご覧下さい。


2011年5月~2012年2月2011年6月~2012年3月
・基本的に毎月一回月曜日19:00-21:00
・全10回/定員30名

17. 目からウロコの『資本論』―そうだったのか!リストラ、格差社会、サブプライム恐慌

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講座内容

【講師・コーディネーター】
17-1 ■嶋 崇(雑誌編集者・経済学研究家)
   

5月23日6月20日
★『資本論』第1 巻① 
“ 最も難解” と言われている第一巻の一章は、資本主義の根本矛盾を探し出す最重要箇所。ポイントを誰にでも分かるように解説していきます。

 

6月20日9月1日(木)
★『資本論』第1 巻②
なぜ、過労死が起こるほど働きまわらなければならないのか?なぜ、リストラが起こるのか?その秘密を探っていきましょう。

◆7月25日
★オランダ型ワークシェアリングの思想
―雇用の均等待遇とは何か

7-3 ■長坂寿久(拓殖大学国際学部教員)


世界は90 年代後半から雇用の平等化に向かって取り組んできました。他方日本はその頃、雇用格差造りに邁進してきました。何故このようなことが起こったのでしょうか。
 
9月1日(木)9月27日(火)
★『資本論』第2 巻・第3 巻①
第2巻最大の難所“ 再生産表式” と、頭を悩ます第3巻の“ 転形問題” もクリアに解説。何度も挫折したという人もこれなら納得!

9月27日(火)10月24日
★『資本論』第3 巻②
サブプライム恐慌など私たちの社会を混乱に陥れる、現代の資本主義最大のモンスター“ 金融資本” の正体に迫ります。
 
10月24日12月19日
★『資本論』第3 巻③
バブルとその崩壊のときに必ず現れる「土地問題」。その原因となる“ 土地の代金” とはそもそも何なのか? を考えます。

◆11月21日
★ベーシックインカム論の意義と限界
─『資本論』の経済学との親和性

7-7 ■伊藤誠(東京大学名誉教授/日本学士院会員)


広く関心を集めているベーシックインカムとはどのような構想か。欧米の論議では社会主義を志向する系譜も強く意識されている。マルクスの理論との親和性も再考してみたい。
 
12月19日1月23日
★『資本論』で読み解く現代の恐慌
150 年も前に書かれた『資本論』で、21 世紀のサブプライム恐慌がスラスラ解読できてしまう!こんな驚きの体験をぜひ!

1月23日2月20日
★フェアトレードの思想
─リローカリゼーションの時代へ

7-9 ■長坂寿久(拓殖大学国際学部教員)


世界の改革への入口がフェアトレード(FT) です。途上国の人々の自立支援、開発協力と同時に、消費者である私自身の改革、自治体改革、地域造り、ローカリゼーション運動です。
 
2月20日3月26日(月)
★ミヒャエルエンデ作『モモ』で読み解く未来への指針
『資本論』を使って『モモ』を読み解くと、未来へのヒントがたくさん現れます。去年度の講座で大好評を博したテーマ
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