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25. 雑穀自由学校〜つぶつぶみんなで育てよう!

募集状況: 受付中

¥41,000

概要

美味しくて体に優しく、環境負荷も少ないと人気急上昇中のつぶつぶ雑穀料理。そんな素敵な雑穀を自分たちで育ててみませんか!?豊かな自然に囲まれた秩父の雑穀畑に月に一度通い、ヒエ、アワ、高キビ、大豆、いんげん豆など、代々種採りを続けてきた地種(じだね)を中心に、無農薬、無化学肥料で雑穀を育てます。伝統的な農具を使う昔ながらの農法で、できるだけ化石燃料に頼らず、手間と時間をかけ収穫、利用法を実践します。知識豊富な地元のお年寄りたちに教わる手仕事や伝統料理、秩父の歴史と文化を学ぶ課外授業も楽しみの一つです。最後は自分たちで育てた大豆で、伝統食「おなめ」を仕込みます。みんなで協力しあいながら作業をしますので、畑初心者でも大丈夫!
雑穀を育てて食べて元気になりましょう!

●2015年5月〜2016年1月
●原則として週末出かける 
※特別なプログラムの日以外は朝10時に畑集合、午後現地解散となります。
●全10回/定員30名
●受講料 41,000円(畑の年間維持管理費・農具レンタル代・実習費・保険料・食材費込み)
※秩父への往復の交通費は含まれておりません。
※出かける回は交通費・宿泊費・食費などが別途かかります。

この講座のPDFはこちらからダウンロードできます。
全講座の掲載されたパンフレットのPDF版はこちらからダウンロードできます。(約36MB)


25. 雑穀自由学校〜つぶつぶみんなで育てよう!

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講座内容


◆講師&コーディネーター
photo coming soon 西沢江美子(農業ジャーナリスト)
ヒエ、キビ、アワ、ソバ、豆類など雑穀はコメ以前の主食。その時代の人々のくらしを想像し、語り合いながら種子をまき、収穫までできるだけ手仕事でやってみたい。いま、ブームで雑穀本来の姿が消されている。大地に生きる雑草の中から長い時間を掛けて選び抜いて育てられてきた雑穀は、人と自然との競作だ。日本ジオパーク(大地の公園)に認定されている秩父の畑で雑草と雑穀の見分け方からはじめたい。

◎雑穀栽培指導
佐野守平(高校教師/秩父郡横瀬町百姓)

photo coming soon 八木原章雄(秩父郡横瀬町百姓/農民詩人)


◎ご協力いただくみなさま
中谷亨(秩父まるごと博物館理事長)
大野和興(農業ジャーナリスト)
秩父市上の台 農民のみなさま

●企画協力:NPO法人秩父まるごと博物館
秩父地域における自然・歴史・文化・生活をそれぞれの現地における博物館とみなし、地域の人々とともに調査研究や保護・活用をして地域の活性化を図る活動をしているNPO。
・ウェブサイト:秩父まるごと博物館

●雑穀畑:西武池袋線秩父駅、秩父鉄道秩父駅より徒歩15分〜20分
・天候・現地の状況により作業内容・プログラムが変更になることがございます。ご了承ください。
・長靴、手袋、汚れてもよい服装でお越しください。
※夏季は通常クラスの他に、オプションで数回、草取りや農作業を行います。

畑作業日には、月に一度、次のような農作業・プログラムを季節に合わせて行う予定です。
・畑の整備、畝たて、種まき、獣害対策、台風対策、草取、収獲、こなし(調整)、畑の片付けなど
・秩父の農具と農具店見学
・干し柿づくり
・果樹の接ぎ木の話
・雑穀学
・農業、食べ物についての座学

  ◆5/30(土)−5/31(日) オリエンテーション合宿・1泊2日
歴史探訪 秩父事件の現場を訪ねる&種まき開始!
■引間春一(秩父市在住/秩父事件を掘り起し今に伝えている元教師)
約2億年前誕生した秩父の大地。多様な地質と地形が生んだ風土と文化を重ねながら、貧困からの解放と自由を求めて闘った秩父事件の今を訪ねます。「秩父の根っこ」から始めましょう。

◆6/13(土)
雑草とってたべちゃえ
photo coming soon ■西沢江美子(農業ジャーナリスト)


帰化植物(タンポポ・ハコベ・オオバコなど)や食べられる雑草、食べられない雑草を学びます。帰化植物が繁殖し栽培作物に侵入、農家ばかりでなく自然の生態系を崩しています。生命力に溢れた雑草・野草を食べてみませんか。 

◆7/25(土)
畑作業日(1)

◆8/29(土)
畑作業日(2)

◆9/26(土)−27(日)秋合宿・1泊2日
秩父の山間農業を訪ねる&竹細工でカゴ編み
■新井武夫(秩父市新井細工店)
「秩父の逆(さかさ)耕り(ぼり)」という言葉が、秩父の農業を語り、育ててきました。尻を山頂に向け、逆になって下から上へ耕り上げる傾斜地農業には、独特な農具が生まれました。秩父に唯一残る、竹細工店でカゴ編を教わりながら、数々の農具を学びましょう。

◆10/24(土)
畑作業日(3)

◆11/21(土)
畑作業日(4)

◆12/12(土)
秩父の伝統食を作ってみよう〜モロコシまんじゅう
■秩父まるごと博物館伝統食グループのみなさま
かつては新年を迎える前に、畑をきれいに片づけ、水、風、太陽と大地からの恵みを与えてくださった山の神にまんじゅうを作りお供えしたものです。伝統的なモロコシまんじゅうを作って食べましょう。

◆1/9(土)−1/10(日)冬合宿・1泊2日
いまどき雑穀料理教室&秩父の小正月を学ぼう!&最後の畑のしまい
photo coming soon ■飯野亜紀子(半農半ナリワイ模索中/飯野種苗主宰)

驚くほど簡単に菜食メニューの満足度をあげられる、雑穀料理を一緒に学びましょう!

photo coming soon ■西沢江美子(農業ジャーナリスト)


1月14日からの小正月には、オッカドという木でミニチュア農具を作り、正月様に供えて新しい年の豊作を願います。畑の角には木で作られたアワ穂、ヒエ穂をたて、屋内には雑穀の粉でつくったマユダマが飾られます。小正月行事は何を伝えてきたのか、手仕事をしながら感じてみましょう。

◆1/30(土)
自分たちで育てた大豆で、ご飯のお供「おなめ」をつくってみよう!
秩父にはどこの家にも「おなめ」という、それだけでご飯を何杯も食べられる味噌があります。自分たちで収穫した大豆で美味しいおなめづくりに挑戦してみましょう。

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