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12. 【パルシック講座】香る紅茶の物語

募集状況: お問い合わせ下さい

¥20,000

概要

私たちにホッと心安らぐ時間を与えてくれる紅茶。茶の木からは、紅茶、緑茶、ウーロン茶…、色も香りも違うお茶ができあがります。紀元前の中国で発祥したと言われる茶は、なぜ世界中の人びとに愛され、飲まれるようになったのでしょうか。このクラスでは、茶の文化が世界に広まるに至った歴史、紅茶から見える世界の南北問題、同じ木から全く違う味の飲み物ができあがる理由、さらには、美味しく紅茶を飲むための秘訣について学びます。紅茶の香りを楽しみながら、お茶の世界に出会う旅に一緒に出かけてみませんか。オプショナルで、スリランカ料理店での食事会や、イギリス式のアフタヌーンティーを楽しむお茶会も企画しています。

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全講座パンフレットのPDF版はこちら(約7MB)



・2011年5月~11月
・原則として毎月第4金曜日19:00-21:00
・全6 回/ 定員30 名

12. 【パルシック講座】香る紅茶の物語

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講座内容

◆5月27日
★紅茶の本場、スリランカから
─生産者の暮らしとインド・タミールの歴史

12-1  ■中村尚司(パルシック理事)


紅茶を味わうとき、生産者が誰か気にしない。美味しくて安全なら十分だ。しかし、時には生産者が「ハウルの動く城」のような苦労を背負っていることも考えてみよう。
◆6月18日(土) 10:00-16:00
★茶摘み体験で、緑茶と紅茶の違いを知ろう!


12-2 ■服部吉明(株式会社流通サービス代表取締役/ ハットリ農園)

美味しいお茶は土作りから。畑を見ると、違いがよく分かります。茶摘み、手もみを体験しながら、緑茶と紅茶の違いを知りましょう。スリランカ・ディンブラでは、べにふうきの木から「レッドプレミアム」という紅茶を作っています。それぞれの木の特徴を、実際に飲んで試してみませんか。

◆7月22日
★茶のルーツに迫る
─中国茶文化の歴史

12-3.jpg ■川谷眞佐枝(日本中国茶普及協会理事/NPO 法人現代喫茶人の会副理事長)

緑茶・烏龍茶・紅茶、全てのお茶のルーツは中国にあります。5 千年の歴史を持つ中国茶ですが、今回は、その文化面に焦点を絞り、じっくり歴史を辿ってみたいと思います。

 
◆9月16日2日
茶の味、色、成分を科学する


12-4 ■冨田勲(静岡県立大学名誉教授/ 茶学術研究会前会長)

紅茶も緑茶も同じツバキ科のチヤの樹の葉から作られる。しかし、その味や色が違うのは何故なのだろう。それは製法が違い、含まれる成分が違うからである。ここでは、紅茶が飲み物として、世界に君臨している理由を考える。

◆10月21日
★セイロンティーの奥深い魅力

photo coming soon ■堀江敏樹(ティーハウスムジカオーナー)


2012 年は、紅茶の中でも日本人に最も親しみのあるセイロンティーの、茶業145 年記念の年に当ります。個性的な優良品質茶が生産されますが、日本の市場においてRTD.TEA(ペットボトル・缶紅茶)に商品化され、リーフティーの消費は減少の傾向にあります。環境問題もあわせて今一度セイロンティーを見直したいと思います。
 
◆11月25日
★スリランカの茶園で過ごして

12-5 ■中永美津代(セイロン紅茶専門店ミツティー店長)

スリランカでの茶園滞在の体験をふまえ、セイロンティーの奥深い魅力、それぞれの産地による違いや、スリランカの紅茶文化についてお話しします。
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