ようこそPARCへ!

15. NO ヘイト! ─排外主義をのりこえるために

募集状況: 受付中

¥28,000

概要

ここ数年東京や大阪で繰り返されてきた人種差別団体によるデモ行進、書店を賑わす「嫌韓・嫌中」本に対して、人びとが立ち上がり、様々なカウンター・アクションが起きています。このクラスでは歴史認識の形成過程、排外主義的運動の現状、「ヘイト本」が氾濫する背景などを理解した上で、「ヘイト」に打ち克つ具体的なアクションにつなげるために、実践者の声を聞いていきます。

●2015年6月〜9月
●原則として火曜日 19:00 〜21:00
●全9回/定員30名

※出かける回は交通費・食費が別途かかります

この講座のPDFはこちらからダウンロードできます。
全講座の掲載されたパンフレットのPDF版はこちらからダウンロードできます。(約36MB)


15. NO ヘイト! ─排外主義をのりこえるために

ダブルクリックすると大きな画像を表示します。

ズームアウト
ズームイン

もっと見る

講座内容

◆6/23
歴史認識はどのようにつくられてきたか
─中国・朝鮮との関係を中心に
photo ■内海愛子(恵泉女学園大学 名誉教授)


日本国憲法は「日本国民は、正当に選挙された 国会における代表者を通じて行動し─」と始 まる。「日本国民とは」誰か。誰が選挙権をも つのか。植民地支配の視点から考える。

●主著:『朝鮮人「皇軍」兵士たちの戦争─証言 昭和史の断面』岩波ブックレット 1991 /『日本軍の捕虜政策』青木書店 2005
●参考文献:『戦後補償から考える 日本とアジア』山川出版社 2002 /『キムはなぜ裁かれたのか─朝鮮人BC 級戦犯の 軌跡』朝日新聞出版 2008
  ◆7/1(水)
いまなぜ「嫌韓・嫌中」に走るのか
─排外主義が覆う社会
photo ■中沢けい(作家/法政大学 教授/のりこえねっと 共同代表)

ネットを中心に組織され、全国にヘイトスピー チを拡散する排外主義団体。彼らを「ヘイト」 の道に走らせる背景には何があるのか。実際 の事例を見ながらお話しいただきます。

●主著:『麹町二婆二娘孫一人』新潮社 2014年/『アンチヘイト・ダイアローグ』人文書院 2015 年9月刊行予定
●参考文献:師岡康子『ヘイトスピーチとは何か』岩 波新書 2013 年/野間易通『「在日特権」の虚構 増補版: ネット空間が生み出したヘ イト・スピーチ』河出書房新社 2015 年

◆7/14
政治とマスメディアの危険な関係
photo ■二木啓孝(ジャーナリスト)


過去の戦争責任を平然と否定する記事、政権 の意向に意義を唱えるメディアやジャーナリ ストへの圧力、そして現場に広がる「忖度」「自 主規制」。権力に対するチェック機能が失われ ることの危険性とメディアが果すべき役割について、現場 からの提言をいただきます。

●共著:『宗男の言い分』飛鳥新社 2002 /『殺人心理』アスキー 2000
 
◆7/21
なぜ「ヘイト本」が作られるのか
─出版社の本音と乗り越え方
photo ■鈴木 耕(元集英社新書 編集部長/社団法人「マガジン9」代表理事)

長い間、出版界の片隅に身を置いた者として、 最近の「ヘイト本」の氾濫には心を痛めていま す。しかしその背景には、1995年をピークに、 以降一度も回復することなく右肩下がりの出 版不況の中でもがき苦しむ出版社の姿があります。そして 編集者たちのネット依存の弊害。「出版とは殿戦(しんがり せん)である」という言葉の意味を探ります。

●主著:『目覚めたら、戦争。─過去を忘れないための現在』コモンズ 2007 /『原 発から見えたこの国のかたち』リベルタ出版 2012
●参考文献:ヘイトスピーチ と排外主義に加担しない出版関係者の会(編)『NO ヘイト! 出版の製造者責任を考 える』ころから 2014

◆8/4
「またがりビト」として生きる
─国境や国籍を越えて
■姜誠(ジャーナリスト)


「またがりビト」というキーワードを軸に、多様な人々が差 異を乗り越えて連帯し、新たな協働を東アジアで実現する 手立てを、みなさんとともに考えたいと思います。

●主著:『またがりビトのすすめ─「外国人」をやっていると見えること』岩波書店 2014 /『竹島とナショナリズム「: 国益」から「域内益」へ』コモンズ 2013
 
◆8 / 8(土)午後
東京都新宿区「Café ☆ Lavandería」「NAKED LOFT」を訪ねる
多様な文化・生き方の発信地・新宿を歩く

新宿二丁目の一画から世界各地のマイノリティの文化や運 動を発信する「カフェ・ラバンデリア」。そしてコリアタウン・ 百人町にある濃密なコミュニケーションスペース「ネイキッドロフト」。様々なバックグラウンドの人びとと共に生きるこ とやそのための場づくりについて、中心メンバーにお話し して頂きます。
●参考ウェブサイト:「Café☆Lavandería」http://cafelavanderia.blogspot.jp/
「NAKED LOFT」http://www.loft-prj.co.jp/naked/


◆9/1
憲法の「表現の自由」から、ヘイトスピーチを考える

photo ■神原 元(弁護士)


差別を扇動するヘイトスピーチ。その法的規 制と、表現の自由とはどのような関係に立つ か。規制の限界と、オルタナティブはあるか? 皆さんと考えたいと思います。

●主著:『ヘイト・スピーチに抗する人びと』新日本出版社 2014 /『NOヘイト! 出 版の製造者責任を考える』(共著)ころから 2014
 
◆9/22
排外主義に加担しないために、メディア人として声を上げる
photo ■岩下 結(編集者/ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会 事務局)

出版業界の一員として、書店に「嫌韓・嫌中」 本があふれる現状をなんとかしたいと「出版関 係者の会」を立ち上げました。その成果と意味 を振り返ってみたいと思います。

●編著:ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会(編)『NOヘイト! 出版の製造者責任を考える』ころから 2014

◆日程調整中
TOKYO NO HATE !
─多様性を認める社会に向けて、みんなで「東京大行進!」
photo ■木野寿紀(「東京大行進2014」実行委員長)


ヘイトデモなどの排外主義的運動に対抗すべ く、2013年に立ち上がった「東京大行進」。差 別のない社会をめざす活動の歩みを映像を見 ながら振り返り、この先何ができるのかにつ いて共に考えます。

 
[profiler]
Memory usage: real: 35913728, emalloc: 35454440
Code ProfilerTimeCntEmallocRealMem