講座内容
◆10/22 いろんな社会的企業―世界でどんなことをしている? ■藤井敦史(立教大学コミュニティ福祉学部 教授/PARC理事) 世界には様々な社会的企業が存在しています。それらは、ソーシャルビジネス、コミュニティビジネス、社会的経済、連帯経済などと呼ばれていて、とても多様です。その多様なあり方の全体像と捉え方ををご紹介します。 ●参考文献:藤井敦史・原田晃樹・大高研道『闘う社会的企業』(共編) 勁草書房 2013 |
◆11/5 世界の事例から学ぶ Part1:イギリス 移民女性のエンパワーメントにかけた20年の軌跡―Account3の事例から学ぶ ■Toni Meredew (Account3 Director) 日本で社会的企業という言葉が流行する何年も前からイーストロンドンでは女性たちが、同じ地域で働こうとする女性たちの社会的・経済的自立を支援し、職業訓練や起業支援を行ってきました。そして、トニーさんらが支援した地域の小規模事業の数は2000を超えます。それによってこれまでに地域はどのように変わったのか?今もどのように変化し続けているのか?長い経験と実績からイーストロンドンでの社会的企業によるコミュニティ開発と地域再生の取り組みについてお話いただきます。 ※英日の逐次通訳がつきます。 |
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◆11/12 ソーシャルビジネスとまちづくり ―競争のためでなく、持続可能性のための起業 ■桔川純子(NPO法人希望の種) 韓国では、「社会的企業育成法」の施行によって多くのソーシャルビジネスが誕生しています。その中には、まちづくりの中心担い手となり、地域の課題解決に貢献している事例も少なくありません。こうしたソーシャルビジネスが必要となってきた背景とそれにまつわる法整備、その長所や短所を紹介します。 |
◆11/26 世界の事例から学ぶ Part2:韓国 やりたいことを口にしたら、実現してしまう街―ソンミサン・マウル ■ユ・チャンボク(ソウル市マウル共同体総合支援センター長) 「お金を出し合って自分たちの保育園を創ろう」と25組の共働き夫婦が移住してきたことから始まったソンミサン・マウルのまちづくり。以来、「自分たちにとって必要なものは自分たちでつくること」や「参加者が納得できるまで徹底的に話し合うこと」を大事にして数々のソーシャルビジネスをとおして街を作り上げてきました。その体験を振り返って住人の方とビデオ通話とおつなぎします。 ※韓日の逐次通訳がつきます。 | |
◆12/11(金) 世界の事例から学ぶ Part3:スペイン 世界最大級の社会的企業(!?)―スペイン:モンドラゴンの事業展開 ■マット・ノイズ(明治大学 特任講師) 世界最大級の社会的企業の一つであるスペインのモンドラゴンでは、常に新しい事業を作り上げることや常に新しい担い手を育成することに余念がありません。そんなモンドラゴンの運営する大学院の受講生でもあるマットさんに、モンドラゴンの事業展開の秘密を伺います。 |
◆1/7 連帯に基づくブラジルのソーシャルビジネス事情 ■小池洋一(立命館大学経済学部 特任教授) 生存のための戦略からオルタナティブな開発を求める運動へと変貌するブラジルの連帯経済の実践、それを支援する官民の政策と制度、連帯経済法への向けての動きについてお話をします。 ●主著:小池洋一『社会自由主義国家-ブラジルの「第三の道」』新評論 2014 西島章次・小池洋一『現代ラテンアメリカ経済論』(共編)ミネルヴァ書房 2011 ●参考文献:小池洋一「連帯経済-新しい経済を創る」上記小池著より第3章 |
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◆1/14 世界の事例から学ぶ Part4:ブラジル 一人ではできないことを実現するためのソーシャルビジネス ■Daniel Tygel(EITA/CIRANDAS) ■Ana Margarida Estevez(リスボン大学研究所 国際学センター) ブラジルの社会的連帯経済の運動は、一人ひとりでは解決できない社会問題を解決するために人びとが寄り集まって作り上げています。その様子を複数の事例から見ていきましょう。 |
◆1/21 ソーシャルビジネスで世界は変わるのか?―社会運動としてソーシャルビジネスを見る ■田中 滋(PARCスタッフ/社会的連帯経済を推進する大陸間ネットワーク(RIPESS)アジア担当理事) ソーシャルビジネスはそれぞれが一つひとつの社会問題を解決するツールであると同時に、集まれば経済の在り方そのものを変える可能性も秘めています。人間の本質は利己的行動でしょうか? それとも他者と支え合い、分かち合うことでしょうか? 世界の事例を振り返って一緒に考えましょう。 |