講座内容
【講師&コーディネーター】 屋嘉宗彦(法政大学沖縄文化研究所 所長) 【プロフィール】 沖縄で「古典音楽」を教える家に生まれる。一橋大学大学院経済研究科理論経済学専攻博士課程満期退学。法政大学第一教養部専任講師、同助教授、同教授を経て、2004年4月より現職。専攻は、経済思想、現代資本主義論、琉歌と沖縄古典音楽 ●参考文献:屋嘉宗彦(監修)『沖縄の大研究―みりょくとふしぎにせまる!自然・文化・歴史から人々のくらしまで』PHP研究所 2011 テキスト:高良勉『ウチナーグチ(沖縄語)練習帖』(生活人新書 154)NHK出版 2005 ※テキストは事前に各自でご購入ください。 ●2014年5月~12月 ●基本的に隔週木曜日 19:00~21:00 ●全13回/定員20名 |
【講座日程】 ・ 【オリエンテーション】まずは琉球・沖縄の歴史をおさえる ・6/12 沖縄語の基本(1) 沖縄語とは、沖縄語と日本語の関係とは ・6/26 沖縄語の基本(2) ・7/10 沖縄語の基本(3) 沖縄の伝統音楽 ・7/24 沖縄語の基本(4) 沖縄のポピュラー音楽と言葉の音楽性 ゲスト講師:松村 洋(音楽評論家) 歌の中の音としてのウチナーグチ、沖縄ならではの言葉の音楽性といったことについて、新旧の具体的な例を聴いて頂きながらお話しします。 ●主著:『唄に聴く沖縄』白水社 2002/『アジアうた街道』新書館 1999 ・9/4 沖縄語の基本(5) 琉球舞踊の魅力に触れる ゲスト講師:植竹しげ子(民族舞踊研究所 代表) ・9/18 沖縄語の基本(6) ・10/2 沖縄語の基本(7) 沖縄の豊かな食文化 ・10/16 沖縄語の基本(8) ・10/30 沖縄語の基本(9) 味わい深い「琉歌」の世界 ・11/13 沖縄語の基本(10) 沖縄と米軍基地 ゲスト講師:平良好利(法政大学沖縄文化研究所 国内研究員) 米軍基地の問題を抜きにして、沖縄の戦後は語れません。本講義では、1950年代の土地接収問題を中心に、基地の成り立ちから沖縄社会の変容、そして住民の抵抗など、幅広くお話しします。 ●主著:『戦後沖縄と米軍基地―「受容」と「拒絶」のはざまで 1945~1972年』法政大学出版局 2012 ●参考文献:中野好夫、新崎盛暉『沖縄戦後史』岩波新書 1976/鳥山淳『沖縄 基地社会の起源と相克 1945~1956』勁草書房 2013 ・11/27 沖縄語で会話劇をしてみよう! ・12/11 クワッチーサビラ!(いただきます!) 沖縄料理を味わおう |