講座内容
◆9/8 『震災復興が語る農山村再生 ─地域づくりの本質』を読む ■大江正章(コモンズ代表/ PARC共同代表) 新潟県の中越大震災の被災地では住民主体の 地域づくりが進み、集落は元気になり、若者 たちが移住した。それは人口減少社会の扉を 開けた中山間地再生のモデルケースである。 ●主著:『地域に希望あり--まち・人・仕事を創る』 岩波新書2015/『新しい公共と自治の 現場』(共著)コモンズ 2011 ●参考文献:稲垣文彦『震災復興が語る農山村再生 ─地域づくりの本質』(共著) コモンズ 2014 /小田切徳美『農山村再生─「限界集 落」問題を超えて』岩波ブックレット 2009 |
◆9/29 ぼくが百姓になった理由 ■浅見彰宏(ひぐらし農園) 急激に縮小していく農村。失われるのは田畑 だけでなく、自然と向き合って培われた人の 知恵や技も。それらを受け継ぎ、生業にする ことができたら。厳しいけど農業はそんな夢 のある仕事です。 ●主著:『ぼくが百姓になった理由<わけ>─山村で目指す自給知足』コモンズ 2012 ●参考ウェブサイト:ひぐらし農園のその日暮らし通信 |
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◆10/20 生業としての林業と暮らしの中の山仕事 ■浜田久美子(森の作家) 東京と長野を行き来する二住生活の中で、産 業としての林業と家事としての山仕事、とい う発見をしました。木を育て、伐り、いただ く営みを2つの面から考えます。 ●主著:『森の力〜育む、癒す、地域をつくる』 岩波書店 2008 /『スイス式【森の ひと】の育て方』 亜紀書房 2014 ●参考文献:浜田久美子『木の家三昧』コモンズ 2000 /浜田久美子『森のゆくえ』コモンズ 2006 |
◆11/10 元気な「消滅自治体」 ■大江正章(コモンズ代表/ PARC共同代表) 増田寛也氏の「消滅市町村論」は人口減少問題という危機 に乗じた農山村つぶしのショックドクトリンだ。地方発の 内発的発展に向けた取り組みを紹介し、真の豊かさを明示 する。 ●主著:『地域の力─食・農・まちづくり』岩波新書 2008 /『放射能に克つ農の力 ─ふくしまから希望の復興へ』(共著)コモンズ 2012 ●参考文献:小田切徳美『農 山村は消滅しない』岩波新書 2014 /大江正章『地域に希望あり--まち・人・仕事を創る』 岩波新書 2015 |
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◆11/21(土)〜11/23(月・祝) 島根県邑南町・旧柿木村を訪ねる 2泊3日合宿 一周遅れのトップランナーを訪ねる ■案内人1:寺本英仁(邑南町商工観光課) ■案内人2:福原圧史(NPO法人ゆうきびと 会長) 日本には市民と行政が知恵を出し合い協力し合う、輝いて いる地域がまだまだたくさんあります。「たがやすシェフ」 「アグリ女子」などの魅力的な取り組みと、農の営みに触れ ながら、「本当に豊かな暮らしとは何か?」について、参加 者同士で語り合いましょう。 ◎行程 11/21(土)吉賀町旧柿木村滞在/宿泊:旧柿木村の宿泊施設 11/22(日)邑南町「たがやすシェフ」「アグリ女子」を訪ねる/宿泊:邑南町の宿泊施設 11/23(月・祝)帰途 ※やむをえず、内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。 |
◆12/10 半農半Xでソーシャルデザイン! ■塩見直紀(半農半X 研究所 代表) 半農半Xも誕生20年。コンセプトは海を超え、 台湾や中国、韓国にもひろがっています。大 好きなまちや村に根をはりつつ、創造性の翼 を広げ、社会変革していきましょう。 ●主著:『半農半Xという生き方【決定版】』ちくま文庫 2014 /『綾部発 半農半Xと いう人生の歩き方88』遊タイム出版 2007 ●参考文献:塩見直紀『半農半Xとい う生き方 実践編』半農半X パブリッシング 2012 /塩見直紀『半農半Xの種を播く』 (共著)コモンズ 2007 |